今年も参加してきました!

先日、京都で開催された日本超音波医学会第98回学術集会に参加してきました。以前は学会と言えば全て現地に行って話を聞くのが当たり前でしたが、COVID19の流行以降はオンラインでの参加が増えてしまいました。そんな中で、この学会だけは可能な限り毎年現地に行って、少しでも新しい超音波の知識を得るようにしています。

毎回、とにかく超音波に対する熱い想いがある方々の話ばかりなので、どの話を聞いても「もっと頑張ろう!」とモチベーションが高まります。⤴️⤴️

特にある先生が言っておられた「患者さんの多くは、検査してほしい、薬がほしい訳ではなく、今の痛み、不快感、苦しみを取ってほしいと思っているのだから、そこに直結できるような診療ができる超音波の技術を磨くべきだし、AIが進化する今後、そうでなければ生き残れない」といったお話は、私が普段思っていることと全く同じで非常に共感できました。 また、今の私の診療スタイルの様に、超音波を積極的に使い始めたきっかけになった先生の講演を久しぶりに聞けたのですが、最後に話を聞いた10年ほど前には、呈示されている画像を見ても、「へえ、そうなんだ・・」ぐらいしか感じませんでしたが、今回は最後まで、画像も話されている内容も理解できました。(自分でそう思っているだけかもしれませんが・・・) さらに、ここ数年疑問に思っていたことに対する答えももらえ、超音波を続けてきたことで、自分が成長できている実感と、明日からの診療に役立つ大きな収穫を得ることができました。同時にまだまだだなと思う自分もいて、5年後、10年後の自分がさらに成長できているよう、日々頑張っていきたいと思います。⤴️⤴️

全く余談になるのですが、超久しぶりに行った京都はどこへ行っても外国人で溢れかえり、街を少し歩くだけでも大変で、全く別世界になっていました(^◇^;) インバウンドの影響で、今の京都が子どもたちの修学旅行先として相応しいのかどうかは考えものですね。