こんにちは。
なかなか更新できないうちに、もう梅雨☔️の季節。蒸し暑い日々が続きますね。当クリニックでは、日々感染対策を行いながら診療を行なっていますが、防護服を着て屋外に出ると1分もしない間に汗びっしょりになります(^^;;
今回は最近ご相談が増えている、お尻、肛門周囲の皮膚トラブルのお話です。。
「お尻、肛門のあたりが痒い、ピリピリする。」このような症状でご相談をいただく方に認められるのが、肛門周囲皮膚炎です。下着などでの機械的刺激や、汗・腸液などでの蒸れ、ウォシュレットでの洗い過ぎなど様々な原因で発症しますが、特に今の時期は汗が原因で起こる湿疹が多く見られます。治療は原因、皮膚の状態によって異なりますが、一般的にはステロイド等のアレルギー反応を抑える軟膏や保湿剤、傷がある場合は皮膚を保護する塗り薬を使用します。
また、カビ(真菌)やたむし(白癬菌)等の感染が原因のこともあり、皮膚の状態を診て外用薬を使い分けることが大切になります。
このように、適切な外用薬を使用することで症状が改善する事がほとんどです。ご自分では直接見ることが難しい部位です。お困りの場合はどうぞ気軽にご相談下さい🎶