こんにちは。新年のご挨拶以降、ブログの更新が出来ていませんでした。
新しい情報や、話題を中心に更新していきたいなと考えていますが、なかなか筆が乗らず・・。新型コロナウィルスの蔓延以降、様々な学会、講習会等になかなか参加出来ず、私自身の知識が更新できなかったので、ネタが思い付かずでした( ̄▽ ̄;)
言い訳はこれくらいにして本題です。以前は毎年参加していた日本超音波医学会が、今回名古屋市での開催とのことで昨日2年ぶりに参加してきました。久しぶりの参加でしたので、どれも新鮮な内容でしたが、得にPOCUS(Point of Care Ultrasound) 関連の講習会、演題が充実しておりほぼ一日その内容を聞いていました。
POCUS(ポーカス)とは、簡単に言えば患者さんの症状などに合わせて、必要な部位に聴診器のようにエコーを当てて診断や治療に役立てていくというコンセプトのことです。例えばお腹が痛い患者さんがいて、症状を聞いて(問診)、お腹の音を聞いて(聴診)、お腹を触って(触診)診断するよりも、さらに痛い部位中心に超音波で何があるかを観れば当然得られる情報も多くなり、より正確な診断につながるはずです。3-4年ほど前から、このようなコンセプト名が出てくるようになり私も積極的に日頃の診療に取り入れていましたが、改めてその利点、課題、さらに他の先生方の「そんなやり方もあるんだ」といった方法を学んで非常に刺激を受けました。今日からの診療にも使えそうな方法も多く、早速取り入れながら、これからもより精度の高い診断を目指して頑張ります。
最近はオンラインでの学会や研修会に慣れてしまい、それはそれで楽なのですが、今回は久々に会場で生の講演を体感でき、とても楽しかったです。来年も参加できるといいなぁ( ◠‿◠ )