あけましておめでとうございます。2021年は、コロナウィルス感染症抜きでは語れない一年でしたが、2022年もオミクロン株の拡大が心配される年明けになってしまいました。今や毎日の体温測定は当たり前、熱や咳にとても敏感になり、おちおち風邪も引けないなぁと思われている方も多いのではないでしょうか。(^◇^;)
当院の方針としては、昨年同様十分な感染対策の上で発熱への対応も行いつつ、通常の診療の質を更に挙げられるよう頑張っていきたいと思います。
発熱というと、インフルエンザが蔓延していない今日ではどうしてもコロナウィルスが頭をよぎりますが、発熱の3大要因は、感染症、膠原病、悪性腫瘍といわれており、感染症以外の発熱も十分に可能性があります。これら感染症以外の膠原病、悪性腫瘍においては、より早期に正確な診断を行うことが予後に直結する場合も少なくありません。実際のところ、昨年当院に発熱で受診され感染症以外の疾患が見つかった方もみえ、コロナウィルスだけにとらわれず、幅広い視野から診断することの重要性を再確認させられました。
今年度も、皆様のちょっとした訴えを大切にしながら、よりよい医療を目指していきますので、どうぞよろしくお願い致します。 m(_ _)m